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​ギャラリーの企画で毎日ドローイングをしたので是非ホームページでもご覧ください。

​2018年の6月にさせていただいたドローイングです。

 

以下感想

すべてアナログ、絵をためるのは禁止、サイズも指定有、毎日一枚ということで、これは長い戦いになるぞと用意を重ねて臨みました。

 

1日から2日目に金沢旅行をしていたので金沢の色々を描いたところ、SNSフォロワーが結構な数減ってしまいました。けっこうショックだったので(金沢旅行が大変素晴らしくその良さが伝わらなかったこと等)、これは気合を入れないとと思い3日目から気合が入っています。

 

そして

 

2018年6月18日、大阪の最大震度6の地震に巻き込まれてしまい家の停電等にて避難、避難先からボールペンでの作画になりました。

​大きな地震でした。この地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

街はぐちゃぐちゃだし余震も怖かったし仕事の緊急対応も大変で、ハラハラした日々が続きました。

作家としては、何日も連続で日光の丸ペンとPILOTの製図用インクで作画していてこだわりが強かったので、画材の断念はかなり精神的に来ました。

色々あったので18,19日は精神的な物が絵に浮上しています。

地震の関係で仕事も多くなり、地震の不安による家族や自身の心身の不安定さから、ドローイングの断念も考えました。

 

しかしドローイング展の開催場所もギャラリーオーナーも原画を見て下さる方も参加者も、そして私も大阪近郊の人間。

ここで諦めるのではなく困難を乗り越えていきたいと思い、被災しながらドローイングと向き合う生活を続けました。

 

その後は今までのドローイングモチーフに加えてタロットカードモチーフなども増やし、被災で不安定になっている今こそ特に見て下さる方と私が今楽しめるものをと、表現を追及し続けました。

そして30日目、ドローイングを完遂したときの喜びはとても大きかったです。

この30日ドローイングをしてから2年以上たちましたが、今でも鮮明にこのひと月が思い出せます。

このひと月を忘れずに今後も絵を描き続けていきたいとおもいます。

良い機会をくださいましたギャラリー太陽とハリネズミのオーナー、同じドローイング展に参加した作家の方々、ドローイング展を見に来てくださった方々、SNSで応援してくださった方々、数多くの皆様のおかげで30日ドローイングを完遂できました。本当にありがとうございました。

余談なのですがやはりドローイングは生原画のストロークやバランスがかなり光りますのでギャラリーや画廊で生で見られた方がいいかと思われます(宣伝)

では!

2020.7 紫山四子

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